21世紀の漆を考える

21世紀の漆を考える

天然素材うるし

コンセプト
天然うるしとは?
・うるしの木について
・生うるしについて
・うるし液の種類
本物とにせもの
うるし製品の価格
・生産のコスト
・流通のコスト
・社会的コスト
漆器のつくりかた
・漆液の生産と精製
・素地のつくりかた
・うるしの塗装方法
・加飾のうるし技法
・塗装工程の実際
・塗りに失敗すると
うるしは4K ?
うるしの科学
・科学(入門篇)
・少々専門的
漆は英語でjapan
漆器の主要な産地
うるしの雑学
根来椀の復元
・根来塗りとは
・実際の制作過程
・その他の試作品
イージーオーダー
・オーダー対象一覧
・パッケージについて
・対象製品 一覧
宝尽くしの加飾
家紋の加飾
扱う色について
特定商取引法に基く表示
漆製品のお手入れ方法
牛乳パックでつくる器
新 着 情 報
うるしの文献
リ ン ク


桐箱のパッケージ

すべての商品が対象ではありません(一部、除外あり)

桐も漆と同様に、伝統的で優れた21世紀の素材です



ライターケースの桐箱
ライターケースの桐箱
(名刺入れになるサイズ)
その昔、娘が生まれたら桐を植えろと言われました
その娘が嫁に行く頃には 生まれたときに植えた桐で箪笥を作り、嫁入り道具として持たせられるほど成長が早い木なのです

湿度の高い日本では、古来より優れた木材として、貴重品の収納に用いられてきました。
いわゆるお宝と呼ばれる骨董品などは、箱書きが珍重されるのはご承知の通りです

しかしながら、高級品として漆製品を販売するために桐箱を使用している訳ではありません
桐の特徴
・非常に生育の早い樹木で、十数年で板に出来るほどです。森林伐採の問題が大きく注目されていますが、切り倒す量に応じた植栽を行えば短いサイクルで循環させることが出来ます

・桐の内部構造は多数の空気層になっているため、湿気や熱を遮断するので内部を守れます。重量も軽くなっています
・耐湿性があり、通気性に富むため、箱や箪笥の内部を常に一定の乾燥状態に保てます
・耐火性にも優れていて、火事に遭遇した場合も一旦水がかかると板が水分で膨らみ隙間を無くし空気を遮断します。外部が焼け焦げても、内部まで火は入り込みません
・桐材に含まれるタンニン・セサミン等の効果で腐りにくく、防虫効果もあり抗菌作用もあります
遠赤外線を多量に放射しているので血行促進効果もあります
パッケージの特徴
桐箱は通常、伝統的な指物(さしもの)の技術で作られます
上記、桐材の特徴は板厚、構造、加工精度の三拍子が揃って初めて長所となります
丁寧に作られた桐箪笥は百万円以上もしますが、本来の桐箪笥の良さはこの条件を満たすため、大変な労力と技術が要求されます
加工精度を例にすれば、軽い力で引出しを押し込むと他の引出しが空気圧で押し出されてくる程に作られています

当社の桐箱にはこの三拍子は揃っておりません。簡略な製造方法で制作しているためです
本体である中身よりも高価なパッケージとなってしまうのです

使い捨てではなく、具体的な収納用途のある箱を使用しています
 例、ライターの箱は名刺入れ

当然、寸法は中身とピッタリではありません。緩衝材(パッキン)は桐箱を作るときに出る、本来ならゴミとして処分される鉋屑(かんなくず)を
使用しています
このため、かなり埃(ホコリ)が出ますがご了承ください
一部の商品は桐箱を使用しておりません
パッケージの大きさと商品単価から不釣り合いなパッケージ価格となるもの、その製品の収納に限定され使い回しのしにくい寸法・形状のものを対象外としています
あらかじめ、ご了承ください
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