復刻 根来椀 拡大画面を開く 46.4KB |
2000年 春に制作を開始 2002年 4月末に 完成しました 限定 100個 (残 4個) 単価 15,000円 送料 1,000円 |
制作工程がご覧になれます |
中世三大遺跡のひとつである根来寺跡から出土した 椀の破片を元に 根来(ねごろ)塗椀を復刻いたします。 その他にも出土品の復元(試作)を行っています ギャラリーのページ「特別展」でご覧いただけます 現在一般的に根来と呼ばれている塗り方ではありません 現在、一般的に根来塗とは、黒漆で中塗りを行い朱漆で上塗りした表面を研ぎ出し黒の模様が出ている仕上げを指します。詳しくは根来塗ページへ |
根来寺で精進料理が召し上がれます 詳しくはこの下のバナーをクリック |
中世の食文化やスローフードに興味のある方は参考文献をご覧下さい |
|
1976年より根来寺跡の発掘調査が続けられており、根来椀の破片が出土しています。この破片を元に椀の形をコンピュータグラフィックスで再現することに成功しました。 現在のところ完品の出土品は見つかっておらず、このデータが唯一の形状を確認できるものです。 2000年 3月に製作を開始しました。2年間掛かるのは制作方法によるところでゆっくりと進めました |
|
特徴 ●室町時代には五千人を超すお坊さん達が居住していた資料が残されています。このお坊さん達の日常雑器として使われていたと思われます。 毎日使うため堅牢さを重視していたようで、かなり肉厚な木地のため、かなり重量があり重たく感じるかも知れません。 ●直径 四寸五分(約13.5cm)(くじら尺で三寸五分) 高さ 二寸(約6cm) 重量 五拾六匁(もんめ・約210g) 一般的にこの寸法ですと*170g(平均)位が目安となります 尺貫法表記は使われなくなりましたが、この椀の使われていた当時にはメートル単位はありませんでした |
|
お願い ●食べ物の歴史に詳しい方へのお願い この椀が使われていた室町時代の根来寺でどのような食事をしていたのかご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教示ください 寸法や形は偶然出来たものではなく、当時の食事に最も適したものへ適応していった結果ではないかと思われます ●ご購入下さる方へお願い お使い頂く間に朱の上塗りが摺り減って黒が出てくると思いますが、どの様に剥げてきたかを写真などで情報提供をお願いしたいのです ●修理について 不可抗力で落したり、ぶつけたりして傷や破損が生じた場合は修理を承ります、あらかじめ製作時と同様に時間の必要なことと、実費がかかることを予めご了解下さい。具体的な日数は傷や破損の状況によって修理内容が異なりますので、修理品をご送付頂き、個別にご相談承ります 上塗りの朱が剥げてきたものは、本来の商品性格上から修理対象とはいたしません |
●製作経過 実際の制作工程はこちらから ●2000年末までに木地固め 2001年明けから下地工程、夏頃から塗り工程、2002年5月連休明けに発送です 塗り工程は半年かかりませんが、漆の固化(乾燥)時間が必要です 漆の完全固化には100日間が必要と云われます お届けした時点では表面上は充分に乾いた状態ですが固化が進行中の可能性がありますのでご了承ください (固化に必要な時間は、置かれた環境の温度/湿度で変わります) |
制作過程がご覧いただけます |
商品代金 送料 振込料 |
15.000円 (単価) 1.000円 (個数に係り無く) お客様がご負担頂きます |
ご予約のメールはこちらから ご予約のメールでは確定とはなりません。 返信で確認メールをお送りします 確認メールでご注文を確定し、商品代金・送料の振込みが確認されて発送いたします |
(C) Copyright 2002 urushi Takahashi. All rights reserved |