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現在、家紋の加工は準備中 家紋の蒔絵は、これを専業とする家紋やさんが行います 家紋には約束事などがあるため普通の蒔絵師は行わないのです 納期や金額等を含めて検討中です しばらくの間お待ち下さい |
お馴染みの葵の紋 |
三つ葉葵 |
L V |
どちらも見慣れた文様です 水戸黄門などでお馴染みの葵の紋、最も人気のあるブランドの一つであるルイ・ヴィトンのモノグラムです 共通点は何でしょう? それは、家紋です。約1世紀ほど前の1896年に家紋からヒントを得てルイ・ヴィトンのモノグラムが誕生したと言われます。 このモノグラムを創作したのがルイ・ヴィトン氏です どこかで見たことのある家紋の様な気がしてくるのが不思議です キャンバス地に樹脂加工をする、当時としては先端技術も取り入れられた結果でもありました。 素材・製法はその後、改良され現在のものになったようです その当時のパリは、万博の開催や浮世絵など日本が注目された時期でもあります。もちろん漆も注目され、その後デュポンのライター等に取り入れられていきました どちらもルーツは江戸時代にさかのぼります。しかも同じ家紋です。 こんな共通点が人気の秘密の一部かも知れません 現在、日本人が最大の顧客といいますから違和感のないデザインも頷けます |
戦国時代、多くの勢力が戦をしていました。 多勢に無勢と云う位ですから、同盟を結んだ援軍を頼むことも多かったに違いありません(歴史に詳しくありませんので) 援軍は味方とはいえ、兵同士は顔見知りではありません。敵か味方かを見分けるために幟(のぼり)や冑(かぶと)など身に付けるものに目印を入れたのが始まりのようです そして、秀吉が天下を取り、桐(きり)の紋を勝手に使用し始めました 何が勝手かというと桐の紋は天皇家以外は使えないハズだったからなのです これをきっかけに諸国でも紋が作られ、大名家の嫁入り道具には必ずといっていいほど家紋が施される様になったのです 政略結婚など当り前の時代で、家の存続は非常に重要な価値観でした その名残りでしょうか、現代でも女性の留袖・喪服の家紋は嫁ぎ先の家紋(男紋)ではなく母方紋が入れられています 呉服屋さんでも正しい知識を持った人が少なくなったといわれます 現在、四千五百種類前後の家紋があるようです 桐や葵をはじめ植物の葉や花、鼓や武具などの器物をモチーフにしたものが多く見られます |
家紋は蒔絵で加工しますが、蒔絵師さんなら誰でも出来る訳ではありません 専門の家紋やさんの仕事になります 家紋だけで生計を成り立たせるのですから、大きな産地でなければ需要がありません。それだけの規模の産地は限られ、家紋を専門とする人は僅かな人数となります 専門家であるためには、数多くある家紋について知識を蓄えるだけではなく古くからの周辺の決り事などを含め、ノウハウも必要になります 例えば、紋付(着物)でしたら位置や大きさなど決められています もっとも、パソコン関係に家紋を付けるとなると今までの常識に従うわけにもまいりません 全体の大きさやバランスで作業することになります(家紋の形自体は変更しません) |
加工方法は基本的には蒔絵の工程を踏襲することになります 蒔絵の工程は加飾をご覧下さい |
現在、検討中です Palmの蓋などを想定した場合の事例研究を行っております 納期についても日数を勘案しております |
水戸黄門の葵の紋ですが、江戸の将軍家の三つ葉葵と同一のようですが、身分は副将軍なので同一ではありません 尾張、紀州、会津にも同じ三つ葉葵がありますが微妙に異なります(将軍と同一の家紋は禁じられていた) 葵の紋は数多く、三つ葉葵だけでも28種(家紋事典による)もあります 水戸黄門 公式ホームページは ここから http://www.tbs.co.jp/mito/ |
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